JANSPORTと行くソロキャンプ&車中泊
自然の中でひとり時間を満喫 – 車中泊キャンパー 野外のもりこ さん
車中泊によるソロキャンプの風景を、こだわりの映像や写真で投稿し、YouTubeやInstagramで注目を集める野外のもりこさん。愛車のN-VANにキャンプ道具をすっきりとかわいく詰め込む彼女のスタイルには、ジャンスポーツのアイテムがいくつも登場する。そこで、もりこさんがジャンスポを愛用している理由を聞いた。

2023.08.29

ソロキャンプ&車中泊をきっかけにYouTubeをスタート
もともとはお父さんがキャンプ好きで、子どもの頃によく連れて行ってもらったんです。その楽しさが忘れられなくて、大学時代にも行きたいと思っていたんですが、当時はお金も免許もなくて。社会人になって同僚に誘ってもらったことをきっかけに、どっぷりとハマっていきました。
何事も極めたくなるタイプなので、キャンプをするほどに夢中になって。仕事の休みが2日間あればキャンプ場に行くようになったんです。けれど、それに付き合ってくれる仲間を探すのが大変で。2018年くらいからひとりで行くようになったんです。でも、本当はひとりでいることが得意ではないんですよ(笑)。
その寂しさを紛らわす意味もあって動画を撮影するようになって。YouTubeに投稿したら次第に見てくれる人が増えたり、海外からもコメントがつくようになったんです。映像制作にものめり込んで、洋画のアングルを真似したり、撮影テクニックや編集も工夫して、発信する作業が楽しくなっていったんです。
ずっと探していたバックパック、やっと見つけたハチェット
ジャンスポーツは学生の頃から知っていて、おしゃれな人が持っているイメージでした。このバックパック(ハチェット)を買ったきっかけは、私が大好きなアウトドアインフルエンサーのYURIEさんが使っているのを見てからですね。
普段、私は自分が気に入ったものが見つかるまで、モノを買わないタイプなんです。なので、これまではあまり人にお見せできない、古いバックパックをずっと使っていたんです。その一方で、何年もアウトドアや車中泊で使えるものをずっと探していて。
YURIEさんの投稿を見たときに、デザインや使い勝手が私にとってストライクだなと思って購入しました。キャンプに行くときは、いわゆるギア以外のもの。タオルや着替え、歯ブラシ、化粧品、カラダ拭きシートとかを入れています。これまでは助手席に置いていたんですけど、キャンプ中はほとんど後部座席のほうにいるんです。そうすると、必要なときにすぐ手が届かないストレスがあって。
でも、このハチェットはチェストストラップが付いているので、運転席に背負わせて、さらに固定することができるんです。そうすることで、荷物もスッキリして。食後にコーヒーを飲みながら、iPadで動画を見たり、本を読むことが多いんですけど、ここにあると取り出しやすかったりと便利になりました。
キャンプ以外でも日常的に使っていて。私は田舎のほうに住んでいるんですけど、動画編集をするときにはクルマで40~50分かけて、街の中心部にあるおしゃれなカフェで作業をするのが好きなんです。そういう場所で作業している自分がカッコイイみたいな(笑)。そういうときにも、パソコンやガジェットを詰め込んだハチェットを持って行きます。
家でもキャンプでも、外出に必要なモノはダッフルバッグに
このダッフルバッグ(スーパーブレイク アウェイ ダッフル 40L)には、キャンプだけでなく外出する際に必要なものを、普段から全部入れて保管しています。
あとで紹介するポーチ類とか、羽織るための上着とか、本や折り畳み傘とかも。街に行くときはここから必要なものを抜き出して、キャンプのときはそのまま全部持っていくみたいな。なので、家では収納ケースみたいに使っています。そのおかげで、家も車内もすっきり整理できるようになりました。
これまでバックパックは助手席に置いていたのですが、ハチェットを運転席の背面にかけるようになったので、このダッフルを助手席に置くようになりましたね。バックパックだと荷物を探すのが少し面倒なのですが、これは間口が広いので、運転しながら手を突っ込んでゴソゴソ取り出したりできる。だから、助手席に置いているときは常に開けっぱなしです(笑)。
貴重品を持ち運んでます。決め手はデザインとストラップ
先ほどもお話ししたとおり、モノを選ぶときはデザインを重視しているんです。私が普段着ている服は、グリーンやベージュ、ネイビーとかの無地が多くて。自分の好みでもあるんですけど、YouTubeやInstagramなどで自分が目立ち過ぎるのも嫌だということがあるんです。
かといって、バッグまでシンプル過ぎるとつまらなくなってしまう。そこで、かわいい小物が欲しいなというときに見つけたのが、このミニショルダー(コア クロスボディ)です。本当に絶妙なデザインで、クラシックな感じもあって、みんながあまり持っていない形。アウトドア系の人って、みんなサコッシュじゃないですか。でも、サコッシュのストラップって細いので肩に食い込むんですよ。これはそういうこともなく、多少重くなってもラクチン。
キャンプでは、財布とかスマホなどの貴重品、あとはライトや手ぬぐいなどを入れてます。ソロキャンプなので、トイレに行くときとかも貴重品は持ち歩く必要があるんで。あと、350mlくらいの水筒も入るので、街でもよく使っています。文庫本とかゲームボーイを入れて出かけたり。型崩れがしにくいので、紙類も持ち運びやすいという点も気に入っています。
コーヒーグッズを収納することに決まった巾着
この巾着(シンチキャディ)も、デザインがかわいいというのが購入した一番の理由ですね。シンプルだけどオシャレで、ジャンスポーツというブランド品なのに主張し過ぎるところがない。他のグッズと一緒に置いていても馴染むんです。
最初はカメラバッグとして使っていて、それはそれで優秀だったんですけど。同時にコーヒーグッズ入れも探していたんですね。試しに入れてみたらちょうど良くて。以前は箱に収納していたんですけど、巾着のほうがすぐに取り出せるので、コーヒーを淹れる回数が格段に上がりました。もう、普通に水分補給する感覚でコーヒーを淹れてます。
チェアにも付けられる、キャンプに必要な小道具入れ
小物ポーチって各社から発売されているんですけど、意外にこういうスナップボタン留めのストラップってないんですよ。カラビナが付いているだけのものが多くて。このスーパースタッシュは、いろんなところに簡単に付けたり、引っ掛けられるのが便利です。そうすると、どこ行ったっけ? と探す手間が減るんですよね。
私の場合、キャンプ中はチェアに付けています。容量も意外にあって、生地もしっかりしているというのも魅力。いざというときに必要だけど、常に持ち歩く必要のないものを入れています。これを使ってから無くさなくなったのは、チャッカマン(ライター)ですね(笑)
本当は整理整頓が苦手。そんな私をジャンスポが助けてくれる
YouTubeやInstagramを見てくれている人たちから、「整理整頓が上手だね」と言われることがあるんです。でも、実はすごく苦手で、ごちゃごちゃのところは映していないというのもあるんです(笑)。

私の場合、お気に入りが見つかると「これを絶対にキャンプに持っていきたい!」 と思うタイプなので、かわいいバッグやポーチを見つけると自然と道具の居場所が決まるんです。これを整理したいから買うのではなくて、自分がかわいいと思うものを、どうすればキャンプに連れて行けるかという考え方。だからこそ、納得できるものが見つかるまで時間がかかりますし、その間は定位置がなくてうまく整理ができなかったりもするんです。
ジャンスポーツのデザインは、私の好みに合うし、整理上手にしてくれるブランド。たくさん入れてもかさばって見えなかったり、ジッパーの開閉がスムーズだったり、生地が丈夫だったり、そういうところも好きなんです。
日帰りでいいので、まずはお気に入りスポットを見つけよう
キャンプを始めたい人は多いと思うんですけど、「あんまり無理をしない」ことが大事かなって。道具がないと始められないとか、移動が大変そうだとか考えてしまうと思うんです。

最初からテント泊をしなくてもいいし、キャンプ場は日帰り利用もできまするんです。もっと言えば、キャンプ場でなくても、自分が気持ちいいと思える場所を見つけて、そこでお気に入りのごはんを食べるだけでも楽しい。
天気のいい日に家でじっとしているのはもったいので、ドライブしながら素敵な景色を探しに行く感覚。そこからスタートしてみるのもいいかもしれないです。

その生活が心地良いと感じたら、自然とお気に入りのギアが増えて、気づいたらキャンプ好きになっている。それくらい気軽に考えたほうがいいと思います。
野外のもりこ | yagai_no_moriko
車中泊キャンパー / バンド『はぐち』のベース担当
静岡県在中。楽しかった子ども時代のキャンプを追体験すべく、社会人になり趣味としてのキャンプをスタート。2018年頃よりソロキャンプが中心となり、愛車N-VANでの車中泊の様子をYouTube『野外のもりこ』で配信。現在、バンド活動をする傍ら、国内外問わずソーシャルメディアで計20万人以上のフォロワーをもつアウトドアインフルエンサー として注目を集めている。

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Photo: Yagai no Moriko
Text: Eizaburo Tomiyama